カリフォルニアプロポジション65の新判例(New California Proposition 65 Settlements)

2017/3/29

カリフォルニア州プロポジション65にもとづく最近の判例で、ビニール・塩化ビニール製のポリ袋、モップ、ビニール・塩化ビニール製の電気コード、タブレット型PCスタンド・支持物、装飾類、手工具に関する決定をご紹介します。また、ポリカーボネイト製の飲料容器に含まれるビスフェノールA(BPA)についても判例で合意がありましたのでご紹介します。

製品 判例での要求事項
ビニール・塩化ビニール製袋と包装用ジッパー ・改良条件なし
・警告表示の要求あり
モップ ・DEHP(*1)は1000ppm未満
・警告表示をもって要求への適合に代えることは出来ない
ビニール・塩化ビニール製電気コード ・DEHP(*1)は1000ppm未満
・警告表示をもって要求への適合に代えることは出来ない
タブレット型コンピューター用スタンド・支持物 ・全鉛は90ppm未満かつゴーストワイプ(払拭布)中の鉛は1.0㎍未満、または具体的な警告表示を付ける
装飾類 ・全鉛は200ppm未満
・警告表示をもって要求への適合に代えることは出来ない
手工具 ・全鉛は100ppm未満かつゴーストワイプ(払拭布)中の鉛は1.0㎍未満
・DEHP, BBP, DBP(*1)はそれぞれ1000ppm未満
・警告表示をもって要求への適合に代えることは出来ない

(*1)DEHP, BBP, DBP: フタル酸エステル類に分類される化学物資でプラスチックの可塑剤に含まれる。

■ビスフェノールAについての判例

2016年5月11日付の新たな規制施行により、事業者は意識的かつ意図的に消費者および使用者をビスフェノールA(BPA)にばく露させる際には事前に明確で合理的な警告表示を提供しなければなりません。今までに19件の「60日通知(60-days Notice)」が出され、法廷外合意が1件ありました。

判例では、ポリカーボネイト製の飲料容器に含まれるBPAに関する合意がありました。合意された条件では、可塑剤配合製品はBPA含有量が1000ppm(0.1%)未満とすることとされました。


■ビューローベリタスができること

ビューローベリタスは、販売者や製造者の法令順守について、包括的にお手伝い致します。
プロポジション65で規制対象になっている化学物質が製品中に含まれているかどうかの確認や、ばく露ルートの特定、製品のリスクレベルの判定等についてご相談下さい。法令基準は常に更新されていますので、最新で適切な情報をご提供し、お客様の検査・品質保証プログラム構築に貢献致します。