よくある質問

ビューローベリタス 消費財検査部門で取り扱う各種検査に関して、よくある質問と回答をご紹介します。
各質問をクリックすると回答が開きます。

欧州REACH規則に関するQ&A

従来、欧州の取引先に対して、自社製品に含まれる成分情報に代えて重金属など指定された有害物質の含有物質調査結果を提出していましたが、2018年度よりCSA(Chemical Safety Assessment)というものを要求されるようになりました。CSA(Chemical Safety Assessment)とは何でしょうか。また、ビューローベリタスではそのようなサービスを行っていますか?
CSA(Chemical Safety Assessment)は、REACH 登録における化学物質の安全性評価のことで、ライフサイクルのあらゆる段階における物質の製造および用途に関する安全条件を確立することを目的に、年間10 トンを超える化学物質を取り扱う登録者がこれを実施し、その結果を記録・評価した文書をCSR(Chemical Safety Report)として技術一式文書とともに欧州化学物質庁(ECHA:European Chemicals Agency)に提出することが義務付けられています。
通常、CSA は登録を行う欧州連合内の製造業者または輸入業者(M/I:Manufacture or Importer)が実施しますが、登録者は自らの製造・使用だけでなく、川下使用者(DUs:Downstream Users)を含めたサプライチェーンでの物質の加工や使用から生じるリスクが適切にコントロールされる条件を示す必要があります。
ビューローベリタスでは、中国シンセンラボにおいて、CSA化学物質の安全性評価サービスを提供しています。提供された製品(部品)サンプルや成分表、検査・分析報告書のデータをもとに安全性を評価し、化学物質安全性評価レポート(CSR)を作成します。サービスのお見積りについては、弊社日本窓口にて承ります。
自社の製品を欧州で販売する計画がありますが、取引先からSVHC(高懸念化学物質)全物質の検査結果が必要と言われました。
ビューローベリタスでは、REACH 付属書XIVに あるSVHC(高懸念化学物質)認可対象物質の候補リストのうち、2018年6月現在、全191物質の検査が可能です。
検査対象物質は、候補リストの更新に伴い随時更新されます。検査料金・サンプル数量は、対象の製品(部品)によって異なります。弊社日本窓口で検査見積を承ります。

食品衛生法に基づく検査に関するQ&A

「先行サンプル検査」と「外国公的機関による検査」はどのように違うのですか?
ビューローベリタスの香港ラボは厚生労働省の外国公的機関としての認定を受けており、弊社の検査レポートは食品等輸入届出手続きに必要な検査書類として問題なくご利用いただけます。 厚生労働省のホームページにあります通り、食品等輸入届出手続きには簡素化・迅速化の制度が設けられており、弊社など外国公的機関の検査は、その中のひとつにあたります。

厚生労働省ホームページ:https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/ysk_13/tp0419-1p.html

お問合せの「先行サンプルの試験成績書」は、平成21年までみとめられていた制度で、国内検査機関において事前のサンプルによる検査をおこなって試験成績書を発行し、輸入通関時に検疫所に提出するものです。事前に検査をおこなうという点では外国公的検査機関の検査とかわりませんが、制度上まったく別のものです。
ちなみに弊社の検査レポート(試験成績書)の有効期限は、国内検査同様の扱いとなっており、製品の仕様と製造所が同一である限り、期限の定めはございません。
ビューローベリタスが発行する食品衛生法の検査レポートは、日本の検査機関が発行する試験成績証明書と同等の効力をもつと考えてよいですか。
ビューローベリタス香港ラボは厚生労働省の外国公的機関に指定されており、香港ラボが発行した食品衛生法の検査レポートは、国内検査機関が発行した成績書と同じ効力をもつものとして輸入手続きの際に検疫所で問題なく受理されますのでご安心ください。
日本の検査機関の食品衛生法検査の証明書の内容にある、
@貨物の記号 A輸入数重量 B着港年月日 C船名 D通関業者名 E見本持出許可申請書または見本持出包括申請書番号などの情報は、本製品輸入時にはどのように記載されますか。
国内検査機関の検査では、貨物入港後のサンプリング検査によって検査を行う都合上、上記の@〜Eの情報を試験結果の証明書に記載するようになっていますが、弊社のような外国検査機関による検査では、貨物入港前に実施することが可能であり、@〜Eの情報は通常検査レポートに記載しません。
検疫では、検査レポート上の商品名、品番、製造工場名と住所などが輸入届出書と同一であることが求められます。また、必要に応じて輸入者(または通関業者)がカタログやメーカー発行の証明書などを提出されることにより、輸入貨物品と検査レポートの製品が同じものであることを確認します。
検査レポートはどのようなフォーマットになりますか?日本語のレポートは発行してもらえますか?
レポートのサンプルは、こちらです。
レポートは英文PDF版が正式なものになります。翻訳により検査結果の解釈に誤解を生じないよう、弊社では日本語のレポートの発行(翻訳サービス)は提供しておりません。
サンプル送付から検査レポートを受領するまで、どのくらいの日数がかかりますか?
検査を実施するラボがサンプルを受領し、精査してから検査がスタートします。食品衛生法検査スタートからレポート発行までの所用日数は食品衛生法の検査のみの場合、通常8営業日(各ラボ所在国の土日祝日を除く)です。
検査内容、サンプルの素材や色等に拠ってはお時間を頂戴する場合がございますので、検査ご依頼の際には、余裕を持ってご依頼いただくことをお薦めいたします。
食品衛生法検査にあたって、検査機関から「塗膜」の種類をたずねられました。「塗膜」の種類とは何でしょうか。
玩具や器具、容器・包装の検査で、検査サンプルを検査用の鋭利な器具で削って表面のペイントやコーティング剤が基材から剥がれる場合には「塗膜(Coating)」と見なし、塗膜自体の検査が必要です。塗膜の種類には天然素材のほか、樹脂系のもの(アクリル、フッ素、ウレタン、エポキシ、PVCなど)、ラバー、シリコン、セラミックなどがあります。また、フライパン鍋などのこびり付きを防ぐフッ素樹脂には数種類の樹脂タイプがあります。(PTFE、PFA、 PFEP、 ETFE、 ECTFE、 PVDFなど)塗膜の素材によって検査内容が変わってきますので、製造者に確認して正しい情報をお知らせください。